ヘアケアは「ノンシリコン」から「リンス剤不使用」の時代へ

リンス剤の毒性

トリートメント剤(リンス・コンディショナー・トリートメント・ヘアマスクを総称して使います)は毛先だけにつけ、なるべく頭皮につかないように使うのが常識。
洗い流す時も体につかないようにすすぐのが一般的ですよね。


「頭皮につけると毛穴がつまるから?」
「髪のダメージがある所中心につけるものだから頭皮につけないのでは?」
「肌につくとヌルヌルして気持ち悪いから?」
とそれぞれ認識されている方が多いと思います。
(間違っている訳ではないですよ。)

 
実は、皮膚につけてはいけないくらいトリートメントには強い毒性があります。
トリートメントの主剤、第四級アンモニウム塩。別名リンス剤※が関係しています。
ヘアケア製品だけでなく、衣類用柔軟剤、消臭スプレーなど幅広く使われている化学物質です。
髪に瞬時になめらかさを与えるリンス剤は使用感を上げるためトリートメントになくてはならない成分なのですが、その毒性を無視するわけにはいきません。


シャンプー・トリートメントは良く洗濯物に例えられます。
衣類用洗剤(シャンプー)で洗濯物を洗い、その後柔軟剤(トリートメント)に浸します。
柔軟剤の主剤はリンス剤と同じものなのです。

頭に柔軟剤を塗っていると想像してみてください…怖いですよね。

 
※リンス剤
第四級アンモニウム塩、カチオン(+イオン)界面活性剤のことを指し、代表的な成分としてステアルトリモニウムクロリドやセトリモニウムブロミドなどがあります。 

細胞膜を壊し皮膚トラブル招くリンス剤

リンス剤はプラスの静電気を持った成分で、髪をしなやかな質感にしますがダメージ補修の効果はありません。

人間の体細胞はマイナスに静電気を帯びているため、プラスの静電気を持った物質が皮膚につくと細胞膜を壊し皮膚トラブルの原因になります。

 

消臭スプレーはリンス剤の効果で雑菌・ウイルスの細胞膜を壊し除菌します。人間も同じ生き物なので同じように刺激があります。

皮膚に残留し強い刺激を与え続け、頭皮のかゆみや赤み、フケ、背中のニキビ、これらのトラブルを引き起こす原因となります。

 

センス・オブ・ヒューモアのトリートメントは頭皮や肌の細胞を破壊する作用が懸念されるリンス剤を使用せず、
できる限り低刺激で高品質な成分を厳選して使用するよう心がけています。


 

SENSE OF HUMOUR