スタイリングの『点』と『面』

スタイリングにどのプロダクトを選ぶかではなく、どのように塗布するかに重きをおいてお話したいと思います。

髪にスタイリング剤がついた状態を極端に分けると、『点』or『面』でついているかで分けることができます。最近は色々なタイプのスタイリング剤があるので一概に表すことは難しいですが、スタイリング剤のつき方でどのようにニュアンスに変化があるか、ワックス・ヘアクリームなど身近なスタイリング剤を例として図で表してみました。

 

 もみこむように塗布=点でつく

スタイリング剤をもみこむように(握るように)塗布すると、髪に点で塗布されます。根元側と毛先側の髪が1本1本ランダムに接着されます。縦方向で重なるにつれボリュームが増し、横方向で重なることでより立体的な動きが出ます。

 

手ぐしで塗布=面でつく

髪に手ぐしでまんべんなくつけると面で塗布されます。髪の1本1本が面で引っ付きあい、点で重なることが少なくなります。手ぐしの回数を多くするほど均等に塗布されますが、逆にボリュームや立体感は減少していきます。

 

スタイリング剤は根元から塗布

いずれも根元からしっかり塗布されていることが重要です。根元からつけることで髪のボリュームをコントロールすることができ、根元から毛束の動きを出すことで作り込んだ印象のない仕上がりになります。

弊社スタイリング剤の使用方法も重要なポイントのひとつとして、根元からしっかり塗布することが良く言われますが、このような理由があるからです。

 

SENSE OF HUMOUR